お墓に入りたくないので散骨して欲しい

現在の墓地・埋葬に関する法律において規制する記述はありません。法務省では「節度をもって行われる限りは死体遺棄罪にはあたらない」としています。
しかし、陸地で行われる場合、近隣住民や地主とのトラブルは避けられません。2005年、北海道長沼町では、農作物への風評被害を防ぐために、この新しい葬儀の方法を規制する条例が制定されました。NPO法人「葬送の自由をすすめる会」はこの条例に抗議しましたが、取り上げられることはなく、各地で規制が進められているのが現状です。
といっても、法的に禁止されているわけではありません。漁場、養殖場、水源などを避ければ、問題になることはほとんどなく、葬儀会社でも平均3万~5万ほどのプランが年々増えています。
散骨できるのは、2ミリ以下の粉末状の骨です。粉骨するには、すり鉢とすりこ木やトンカチでも可能ですが、時間と手間がかかるので、「粉骨彩心」という粉骨専用の道具をレンタルすることをお勧めします。業者によって違いますが、一週間約2万円ほどです。
最低限のマナーについてです。前述したように、公共の場や私有地、産業に関する場所はやめましょう。自宅の庭の中でも、土地の買い手がつかなくなるという理由で、民事的な問題に発展する恐れがあります。